第21回西区手稲区剣道交流試合(内部連絡用)

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第21回西区手稲区剣道交流試合


2017年10月28日(土)、本日は西区体育館で第21回西区手稲区剣道交流試合が開催されました。

入賞はなりませんでしたが、特に基本の子達は初めての試合に出る子も多い中、みんな大きな声で力強い試合を見せてくれました。頑張って稽古に励めば、いつか結果は出てきます。慣れない試合で緊張する中、頑張って大きな声を出している姿はとても良かったと思います。

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本日の稽古



2017年10月25日、本日の水曜稽古は手稲宮の丘小学校の体育館でした。
本日は雄心館との合同で体育館半面でスペースが足りなくなるほどの人数での稽古となりました。



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今週土曜日に初めての試合をする子達も多いので、着装・礼法・基本について下記にまとめてみました。試合の前に確認してみて下さい。



【着装ができているか】
(道着)
 ・ほころび、糸のほつれなどがないようにする。
 ・襟首と首の間にスキマがあったり、襟の部分が開かないようする。
 ・背中や胸の部分にシワができないようにする。
(袴)
 ・袴の裾は前下がり、後ろ上がりになるように着る。
 ・袴の長さはくるぶしが隠れる程度にする。
(垂れ)
 ・垂ヒモが出ないようにする。
 ・垂れネームが垂れさがらないようにする。
(竹刀)
 ・竹刀の竹が割れていないか、ささくれていないか確認する。
 ・竹刀の先革が破れていないか、中結がほどけていないか、弦がしっかり張れているか確認する。


【礼法・基本姿勢ができているか】
(立礼・相互の礼)
 ・相互の礼は、試合や稽古の際にお互いに行う礼で、成立した状態から15°程度と浅い前傾になる。
 ・相互の礼の際は、目礼(相手の目に注目)になるが、顔を上げすぎないようする。
 ・上体をまっすぐに保ったまま礼をする(首だけ曲げたり、背中が丸まったりしないこと)
(提刀/さげとう)
 ・竹刀は左手に持ち、弦を下にして鍔(つば)に近いところを握り、自然に下げた状態にする。
(帯刀/たいとう)
 ・竹刀を持った左手を腰に当てた状態にする。
(蹲踞/そんきょ)
 ・蹲踞は、試合や練習の始めと終わりに行い、右足をやや前に出し、膝を左右に90°ぐらいに開きながら腰をおろす。
 ・つま先立になり,両足のかかとに尻を乗せ,バランスを取り重心を安定させる。
 ・尻を踵の上に安定させて上体をまっすぐに保ち、前かがみにならないようにする。
(中段の構え)
 ・右足を左足より前に出し,左足のかかとをあげる。
 ・右足のかかとも少し浮いた状態にしておくと、動きやすい。
 ・左右の足の幅はこぶし1個分空ける。
 ・竹刀の弦を真上にして,左こぶしは下腹部より約一握り前に出し,常に正中線上に置く。
 ・剣先は,相手の目と目の間に向くようにする。
 ・目の付け方は,相手の目を中心に,身体全体を見る。
 ・姿勢を正し、上半身が腰の上にまっすぐ乗るようなイメージ。
(竹刀の握り方)
 ・右手左手ともに、小指・薬指・中指の3本で握り、人差し指・親指は軽くそえるように握る。
 ・左手小指は柄いっぱいの端の部分を握る。
 ・右手人差し指はツバに付くように位置し、親指はツバから少し離して握る。
 ・右手に力を入れすぎないようにする。
 ・右手左手ともに、親指と人差し指のVの字となり、Vの折れ曲がる部分が竹刀の真上になるようする。
 ・両手を開かないように、内側に軽く絞るように握る。


【試合の流れ】
(開始)
 ・試合前は指示された場所で待機する。
 ・試合を開始する際、まず立礼の位置(3歩で立会の位置に行ける距離)に進み、提刀(さげとう)の姿勢で相互の礼をする。
 ・その後、帯刀(たいとう)し、3歩進んで開始線で竹刀を抜き合わせつつ、蹲踞(そんきょ)をし、主審の合図で試合を開始する。
(終了)
 ・試合を終了する際、開始線で相中段に構え、主審の合図の後、蹲踞(そんきょ)して納刀(竹刀をおさめる)する。
 ・そのまま立ち上がり、帯刀(たいとう)の姿勢で立礼の位置まで後退し、提刀(さげとう)の姿勢となり相互の礼を行う。
 ・そのまま前を向いたまま後ろ向きに進み、試合会場から出る。


【正面打ち】
(立会~打突)
 ・立ち会って構えた間合いから1歩進み、面を打つ。このときに近間に入り過ぎないようにする。
 ・竹刀の物打ち(剣先と中結の間)でしっかり打突する。
 ・振りかぶりと打ちの動作が中断せずに,一拍子で打てるように大きく強く速く打突する。
 ・まっすぐ振りかぶり、まっすぐ打突する。
 ・打突の際は、竹刀の物打ちが相手の面の高さで、両腕が自然に伸びるようにする。
 ・気合い(声)を大きく出し、姿勢を崩さないようする。
(足さばき~残心)
 ・踏み込みの右足を高く上げ過ぎないようにし、前方に素早く踏み込む。
 ・踏み込むと同時に左足を素早く引きつけ、そのまま送り足で打ち抜ける。
 ・歩み足(左足が右足を追い越す)ではなく送り足(左足が右足を追い越さない)かつ、すり足(床をするようにしてに移動)で進む。
 ・しっかり相手と縁を切るよう(遠くまで)に打ち抜け、しっかり残心をとる。


【切り返し】
 ・正面打ち→左面(自分から見て右)から左右面打ち(前に4回、後ろに5回)→正面打ち→左面から左右面打ち→正面打ち(抜ける)→残心
 ・左右を打つときは、約45°で振り下す。横から打たないようにする。
 ・左右を打つときに、左こぶしが左右に動かないようにする。左こぶしは正中線を通る。
 ・切り返し後退の際に、歩み足にならないようにする。
 ・力を抜いて、肩を大きく、手首を柔らかく使う


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本日の稽古


2017年10月14日、本日の土曜稽古は山の手小学校の体育館でした。

本日の準備運動はKSさん主導のもと、足さばきの稽古を重点的に行いました。笛を合図に前後、左右に方向転換をすることで、まずは4方の動きの変化に対応していく稽古でした。


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剣道における体の使い方として、打突や体幹を鍛えることが大事ですが、それらを活かすためにも足さばきがとても重要です。建物で言うところの基礎や土台と考えても良いかもしれません。いくら建物が頑丈でも、それらを支える基礎が脆弱だと、全体として屈強な建物にはなりません。

足さばきにも同じことが言えると思います。上半身の動きやそれらを支える体幹、全て重力を受けて床にかかってきます。それらを剣道における自在な動きにするために、足さばきを鍛え、体全体の迅速な動きを上達させる必要があります。

「一眼二足三胆四力(いちがんにそくさんたんしりき)」という教えがあります。
全日本剣道連盟の剣道学科審査問題例と解答例によると、以下の解説になります。
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剣道を修行する過程において、重要な事柄を述べた古人の教えである。
第一に相手を見る目、
第二に足さばき、
第三に胆力、すなわち何事にも動じない強い気持ちや決断力、
第四に力、すなわち技を発揮する身体能力が重要であるという教えである。

(1)一眼
相手と対峙したときは、まず相手の思考や動作を見破る眼力(洞察力)が最も大切である。宮本武蔵は「観見二様の目付け」として「観の目強く、見の目弱く」と教えている。

(2)二足
初心者ほど手先で打って足が伴わないものである。道歌に「立合いは竹刀で打つな手で打つな、胴造りして足で打て」と教えているが、すべての打突は足がその根本であり、足の出ない剣道は居付技として卑しまれている。

(3)三胆
胆は胆力である。四戒と云われる驚懼疑惑の四病を払拭して、一刀両断する勇気と決断が大切である。

(4)四力
力は思い切った技、およびその技を発揮する体力や筋力などの身体能力である。
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ここからも足さばきの重要性がわかります。

特に初心者は、間合いが上手に取れない、打突と足さばきが一致しない、打った後に居付いてしまうなどが課題になっていますが、それらの根本的な課題は足さばきにあると思います。

土曜稽古では、準備運動で足さばきの稽古をしています。短い時間ですが、最初はゆっくりでも良いので、正しい足さばきで行うようにしていきましょう。


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本日は一通り稽古を終えた後、試合稽古をしました。初心者組も基本の試合で参加をし、慣れない雰囲気の中で頑張りました。

試合の最後は中学生のKS(S)くん相手に、小学生初心者組が5人で挑む試合をしました。5人共、一人一人の試合の時は緊張からか大人しい試合になりがちですが、5対1では普段よりも元気よく活発に動いて、楽しんで試合をしました。このような活き活きと試合をすること、剣道を楽しむ気持ち、を常に持って剣道をしてほしいと思います。


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本日の稽古


2017年10月4日、本日の水曜稽古は琴似中学校の格技室でした。

10月に入り急激に寒くなってきましたので、稽古の前に全員で格技室内を走り、体を温めてから稽古に臨みました。KS(S)くんの掛け声に合わせて何周も回り、小学校低学年の子達も頑張ってついて行っていました。


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本日は小中学生、面付け初心者組、初心者組と分かれての稽古になりました。OB高校生のTM(S)くん、中学3年生のKS(R)くんが稽古に参加し小中学生の稽古を見てくれ、大きな叱咤激励の掛け声の中、集中した稽古となりました。


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本日は中秋の名月でした。秋を飛び越えて冬に突入してしまったような寒さですが、夜空を見上げると雲の切れ間からキレイな月が見えました。

2017年10月の稽古日程


2017年10月の稽古日程です。


※以下変更です。

10/18(水)手稲宮の丘小学校 → 福井野中学校
10/21(土)山の手小学校 → 休み
10/25(水)福井野中学校 → 手稲宮の丘小学校
10/30(日) → 10/30(月) 記載間違い

稽古場所等は学校やその他行事により変更する場合があります。



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